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金子 賢 院長

MASARU KANEKO

苦しくない内視鏡検査と病気の予防を重視した診療を実践。

大学卒業後、複数の病院で経験を積んだのち、五反田ゆうぽうと健診センターに勤務。その後、五反田駅近くに開業。

金子 賢 院長

金子 賢 院長

五反田ファインクリニック

品川区/西五反田/五反田駅

  • ●内科
  • ●消化器外科
  • ●胃腸内科

五反田の地域医療を引き継ぐべく開業を決意。

金子 賢 院長

小さい頃は風邪をひいたり、お腹が痛くなったりと、しょっちゅうお医者さんのお世話になっていました。かかりつけの先生は決まっていて、その先生にお腹をさわってもらい、何か処方をしていただいて家に帰ってくると、なんだか調子が良くなって……お医者さんってすごいんだなってイメージを持っていましたね。私がこの道を選んだのは、その原体験によるところが大きかった気がします。手に職を持ち、人に喜ばれるお医者さんという仕事に価値を見出したのです。
大学を卒業した私は、消化器を専門とすることになりました。人は意識をしようとすまいと、1日のうちに必ず食事をし、必ず排便をします。消化器を専門としたのは、それが人にとって最も身近に感じられる分野であったからかもしれませんね。
開院以前、私は五反田ゆうぽうと健診センターに勤務をしていました。健診センターからは週に1回、五反田地域の開業医の先生の元に派遣されていくことになります。私は派遣先の先生から、非常に多くのことを教わりました。予防医学に興味を抱くようになったのも、この時期からになります。その先生が引退されることになり、地域医療を引き継ぐべく、『五反田ファインクリニック』の開院にいたったのです(JR/都営浅草線・五反田駅より徒歩6分、東急池上線・大崎広小路駅より徒歩4分)。
五反田で医療に携わるようになり、もう10数年が経過しようとしています。人と人のつながりがあってこその今の自分であり、そのご恩に少しでも報いていければと思っています。

かかりつけ医として大病を未然に防ぐ。

金子 賢 院長

専門が消化器になりますので、お腹の調子が悪いと言って来られる方が半数を占めますが、それ以外のこと、たとえば生活習慣病でお見えになる方も多いですね。
私はかかりつけ医として、まず患者さんのお悩みはすべて聞いていきます。その上で、自分で診れるものは私が診ていきますし、診断の結果、より専門的な治療が必要な方については、病院等へ紹介させていただいています。
万一にも手遅れにならないよう、大きな病に至らないよう、それ以前にしかるべき処置をおこなっていくのが、我々開業医に求められる重要な役割です。そのためには、敷居を低くし、気軽にいらしていただけるクリニックであることが大切です。「何かおかしい…」ということがあれば、とりあえず相談できる場所でありたいと思います。

予防医療に尽力。一人ひとりに合った健康サポートを実践。

金子 賢 院長

普段からいらしていただいていれば、人となりやその方のバックグラウンドが見えてきます。そうなればリスクも見えてきますし、大きな病気になる前に方向修正をしていくことも可能になります。
当クリニックでも各種健康診断をおこなっていますが、これも1つのツールとしては有効です。しかし、健康診断ですべてがわかるわけではありません。たとえば、その人が風邪を引きやすい体質なのか、お腹の調子は日頃どうなのか、といったことは健康診断で測ることはできません。その時その時に出る症状だけを診ていても、本質に迫ることは難しいのです。
「治す」ということだけに着目すれば、私より適任の方はたくさんいらっしゃることでしょう。専門の病院に行けば、それだけの設備があり、専門に特化した先生がいらっしゃるわけですから。しかし、病気かどうかわからない、あるいは、病気に至る前にできることはあるはずで、それこそが、患者さんが私に求める部分だと思っています。
今、都会型栄養失調という言葉を聞くことが多くなっています。何か食べてお腹は充たしているんだけども、体調は一向に良くならない。今の若い人は朝食は食べず、お昼もコンビニのおにぎりで済ませるという方が多いですから、そういった傾向も理解できます。生活を見直すことが第一ですが、すべての方がそれを実行できるわけではありませんし、その場合、足りないものを補ってあげるという選択肢も有効になってきます。
私がサプリメントアドバイザーの資格を取得したのも、それに資すると考えてのことです。病気を治すということと並行して、病気に至らせないということも重視し、その人その人に必要なフォローをしていければと思っています。

内視鏡検査技術向上にかける情熱。

昨今は、鎮静剤を用いるクリニックが増えてきました。半ば眠った状態で検査をおこなえば確かに苦しみをともなうことはないでしょう。しかし、患者さんの中には、検査が終わればすぐに仕事に戻りたいという方もいらっしゃいますし、意識がなくなるのが怖い、という方もいらっしゃいます。
また、眠ってしまえば、当然のことながら患者さんは何も言ってはくれません。意識があれば反応を見ながらできることでも、反応が何もないことで、予期せぬトラブルに陥る可能性もあるということなのです。
では、意識がある中で苦しくない検査をおこなうためには何が必要か。これはもう、技術を上げていくことと、技術以外にできることを追求していくことに尽きます。たとえば、検査をおこなう前にゆっくりと時間をとり、心の準備をしていただくということも1つです。検査中はもちろん、検査前に不安に思われることを1つずつ丁寧に説明してときほぐしていく、ということもここに入ってくるでしょう。なるべく苦痛を感じることがないよう、できることを常に問いかけ、工夫を重ねていくことが大切と考えています。

これから受診される患者さんへ。

とりあえず、調子が悪ければ相談していただきたいですね。検査を受けるかどうかで迷っている場合でも、まず相談していただければ、それが必要かどうかといったことをお伝えします。悩みを1人で抱えてるくらいなら、まずはお話をしていただきたいですね。
その上で、皆さんに1つお願いがあります。医療機関を受診される際は、何に困っているかをわかる範囲で整理していらしてください。いつから、どういう経過で、どのように感じるのか。これがわかるだけで診断がつきやすくなりますし、早く治療に取りかかることが可能になります。あなたの貴重な時間を無為にしないためにも、そのことを念頭に入れていただきたいですね。

※上記記事は2016年1月に取材掲載したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

金子 賢 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:子供と遊ぶこと
  • 好きな本:時代物
  • 好きな映画:フレンチドラマ
  • 好きな言葉:今日を一生懸命生き、今日一日を感謝する
  • 好きな音楽:クラシック、ジャズ、ボサノヴァ
  • 好きな場所:富士山が見える場所

グラフで見る『金子 賢 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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