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田中 千久紗 院長

CHIGUSA TANAKA

信頼関係を大切に、皆様に“出会い”と感じていただけるような場所を目指して。

昭和大学歯学部卒業。同大学歯科病院顎顔面口腔外科に在籍。東京高輪病院(旧 せんぽ東京高輪病院)歯科口腔外科勤務を経て、2016年に『ラウナ南大井デンタルクリニック』を開院(京浜急行「立会川駅」より徒歩9分)。

田中 千久紗 院長

田中 千久紗 院長

ラウナ南大井デンタルクリニック

品川区/南大井/立会川駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

地域のかかりつけ医として、お口の機能の大事さを伝えていきたい

田中 千久紗 院長

最初のきっかけは医師であった祖父であったように思います。自宅で開業していた祖父が患者さんとふれ合っているのを見て、子供心に「かっこいいな…」と思ったのが始まりでした。
もっとも最初は、医療の枠の中で看護師さんにも憧れたものでした。それが、手先の器用さを生かせるということと、テレビで見た障害者歯科に興味を持ち、歯学部へと進むことを決めたのです。
大学に入ってしばらくは障害者歯科に進もうと考えていたのですが、実習が始まり、さまざまな科を見ていく中で口腔外科に最も興味を抱くようになりました。これについては、子供の頃の祖父の記憶があったのでしょうね。
開業医の立場では、口腔外科で経験したことのすべてをそのまま生かせるというわけにはいきませんが、全身的な疾患を勉強したことは役立てられると思っています。直前まで勤務していた東京高輪病院(旧 せんぽ東京高輪病院)では、一般の患者さんを診るのと並行し、入院中の患者さんの治療も担当していました。歯周病菌に代表されるお口の中の菌は、血液を通して身体の中に入っていき、様々な病気の要因となることが知られています。その代表的な例として挙げられるのが、糖尿病や心臓疾患、ご高齢の方に多い誤嚥性肺炎です。これらを防ぐには、口腔内を常に清潔に保っていく必要があります。当クリニックでは私の経験を踏まえ、最初の段階で全身的な観点から見たお口の管理の大事さについて伝えることにしています。
『ラウナ南大井デンタルクリニック』は2016年9月20日に開院いたしました。お口のかかりつけ医として、お子さんからご高齢の方まで、あらゆるの方にお口の大事さを伝えていければと思っています。

患者様ではなく、来院者様……

田中 千久紗 院長

こちらでは、患者様を来院者様とお呼びしています。歯医者さんは、痛くなってから来るところ、というイメージがまだまだ一般的ですよね。そうではなく、病気ではなくてもケアに来る場所と思っていただきたくて、来院者様と呼ばせていただいているのです。
皆さんに気軽にご利用してもらうため、ハワイをイメージした内装にはこだわっています。それを象徴するのが、キッズルームに置いてあるハンモックです。ご自宅にハンモックがあるところは珍しいと思いますし、子ども達に「あそこって楽しいところ」と思ってもらえたらと考え、設計士さんに無理を言ってお願いしました(笑)。実際、物珍しいこともあり、みんなが先を争うように使ってくれています。楽しさと気軽さを前面に出し、子ども達だけではなく、皆さんに「また来たい」と思っていただけるようなクリニックにしていきたいですね。

お口の機能の大切さをもっと多くの方に知ってもらうために

田中 千久紗 院長

初診時のカウンセリングには1時間を掛け、お口の機能の大切さをお伝えしています。お口は普段、何気なく使っているものですが、それを失うのは本当につらいことで、一様に後悔されることになります。私は口腔外科医として、これまで舌腫瘍、顎骨腫瘍、唇顎口蓋裂、顎変形症、感染症など、多くの口腔疾患に口腔外科医として携わってきました。これは特殊なケースとは限りません。突然の病で倒れ、病院に運ばれることはどなたにも起こりえることですが、その際、歯が揺れている状態では、お口にチューブを固定することも難しくなります。失って初めてその大切さを知るのが歯であり、だからこそクリニックでは、普段何気なくしている食べること、噛むこと、飲むことの大事さを伝えていきたいと思っているのです。
カウンセリングや治療の際は、気になることがあればどんなことでも聞いてください。それが直接治療と関係がないと思えることでも構いません。皆さんと対等の立場で、お互い気楽に話が出来る関係を作っていきたいと思っています。

包括的な治療で、先を見据えた健康なお口を作っていく

1ヶ所の不具合を診るのではなく、お口全体のバランスを診ていきながら、包括的な診療をおこなっていきたいと考えています。
「咬合平面」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。歯を噛み合せた時に上下の歯が接する平面のことですが、咬み合わせが強い方や、長く使用することで入れ歯の歯が擦り減ってしまったり、歯を欠損している状態で放置したりと様々な原因で噛み合わせのバランスがくずれることがあります。こうなりますと、いずれ前歯に負担が掛かるようなり、やがては顎関節にも悪い影響を及ぼします。ご高齢の方によく見られる現象ですが、最近は比較的お若い方にもそうした傾向が見られるのです。
当クリニックでは、現在の状態を詳細に説明し、段階ごとの治療の方法を提示していきます。最初に噛むことの重要性をお話させていただいていることもあって、多くの方が共感し、最後までの治療を望んでいただいています。医療者として、すぐにダメになるような治療はしたくないですし、10年、20年、さらにその先を見据えた治療を手掛けていきたいのです。包括的な診療では、ある程度の時間を頂戴することになりますが、それだけのメリットがあると思いますし、私自身、大きなやりがいを感じています。

これから受診される患者さんへ

『ラウナ南大井デンタルクリニック』では、すべての器具を超音波洗浄したのち、クラスB滅菌器による滅菌処置をおこなっています。また、治療に使う歯ブラシや歯間ブラシなどはすべて、新しいものを使用しています。衛生面へのこだわりは、私が口腔外科出身であることが影響しているのかもしれません。口腔外科ではすべてが徹底していました。安心して快適な治療を受けていただくには、何よりも優先しておこなうべきことと思っています。

痛いから、何かあったから来るところではなく、健康を維持・向上させるためのさまざまな知識を共有出来る場所にしていけたらと思っています。「Launa:ラウナ」とは、Hawaii語で「出会い」を意味する言葉。来院者様にとって、「出会い」と感じていただけるような場所でありたいですね。

※上記記事は2017年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田中 千久紗 院長 MEMO

  • 出身地:長野県
  • 趣味:インテリア、Outdoor、ゴルフ
  • 好きな雑誌:インテリア雑誌
  • 好きな映画:グラディエーター
  • 好きな言葉:ありがとう
  • 好きなアーティスト:ケアリイ・ レイシェル
  • 好きな観光地:Hawaii

グラフで見る『田中 千久紗 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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