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飛川 浩治 院長

HIROHARU HIKAWA

心臓血管外科専門医としての経験を活かし、あらゆることを相談できるホームドクターに。

横浜市立大学卒業。東京女子医科大学心臓血管外科に入局。以降、横浜市立大附属病院をはじめ、関東各地の市中病院で心臓血管外科の部長を歴任。2013年に『はるクリニック西小山』を開院(東急目黒戦「西小山駅」から徒歩2分)。

飛川 浩治 院長

飛川 浩治 院長

はるクリニック西小山

品川区/小山/西小山駅

  • ●内科
  • ●心臓血管外科
  • ●循環器内科
  • ●訪問診療

心臓血管外科医としての経験を地域に

飛川 浩治 院長

私は横浜市立大学を卒業後、東京女子医科大学心臓血管外科のレジデントとなりました。当時、年間の心臓手術件数が100、ないしは200が一般的だった頃、女子医大では800を越える症例数を誇っていました。その充実した体制と環境に私は大いに刺激を受け、この分野を選ぶにいたったのです。
女子医大で心臓血管外科医としての修練を積んだ私は、その後、母校の横浜市立大学へと戻り、以降、各病院で心臓血管外科チーフとして診療に従事し、2013年に『はるクリニック西小山』を開院いたしました。開院当初から積極的に電子カルテを含めた電子媒体を使用したり、患者データの保存を重視していることで、現役医師、およびそのご家族も多く受診されますね。これまでつちかってきた経験とこういったシステムを活かし、身近なことから高度な医療に関することまで相談できるホームドクターとして歩んでまいります。

地域のかかりつけ医としての責務を果たしていく

飛川 浩治 院長

循環器という専門だけを診るのではなく、地域のかかりつけ医としてあらゆるお悩みに対応していきたいと思っています。私が病院を辞して開院するまで、在宅医療を専門とするクリニックに勤務したのも、自分が知らない分野のことを知る必要があると考えてのことでした。現在もここで外来診療をするのと並行して、ご依頼があれば往診にうかがっているところです。
外来に見える患者さんは、二分化の傾向があるように感じます。1つは、近隣にお住まいの方で、風邪や生活習慣病を中心に診ている方々。そしてもう1つが、心臓血管外科の手術を手掛けてきた経験を頼りに来院される方です。心臓血管外科を標榜しているクリニックは限られているものですから、その経験を頼みに、東急線沿線を中心に都内各所から患者さんが来院されています。
私としては、かかりつけ医としてあらゆる病気を診ながら、かつ、心臓についてはどこにも劣らないという自負をもって日々の診療に取り組んでいます。

皆様にとって一番良い医療とは何か

飛川 浩治 院長

その人その人にとって最も良い医療を提供出来ればと思っています。私は、治療には優先順位というものがあると思っています。ご高齢になってきますと、抱えている病気は1つとは限りません。それが複数である時、そのすべてを治療することが果たしてその人のためになるかと考えざるを得ないのです。
1つひとつの病気をみれば、ガイドラインに沿った治療というものが存在します。しかしそれが5個や10個、あるいはそれ以上におよんだ時、どれを優先するべしと、ガイドラインには書かれていません。その選択を患者さんにゆだねるのは酷なことであり、増える一方のお薬の問題を考えても、選択して差し上げるのが、責任ある医師の役割だと思うのです。
行き着くところ、私自身であり、自分の身内であればどうするか、という視点を持つべきでしょう。病院勤務時代は、心臓の合併症に対応するため、各科の先生に相談もし、実際の治療を経験してきました。その経験が今、本当に役立っていると思っています。

“心臓病にならない”ためにどうするべきかを考える

誤解なさらないでいただきたいのですが、手術をしたからといって100%良くなるわけではないのです。まず、すべての手術に後遺症というリスクが少なからず存在します。そして、手術は成功したとしても、その後寝たきりの状態が続き、全体を見れば明らかに以前より弱っていくケースもあるでしょう。さらに言えば、心臓の手術は生死に直結するものであり、その可能性を考慮せざるを得ません。
たとえば、50代の方と80代の方がいたとしましょう。50代の方であれば体力もあるし、これからのことを考えれば早く手術を受けたほうが良い、ということもあります。これが80代で、手術をせずとも10年はしっかり診れると踏んだなら、あえて手術をしないという選択肢もあるのです。
どこまでなら手術をしなくても頑張れるか。その人にとって本当に意味のある手術かどうか。その見きわめの部分が、心臓外科専門医としての私に問われてくるだと思っています。

これから受診される患者さんへ

心臓のご心配だけではなく、お身体のあらゆる問題をご相談ください。それが仮に専門外のことであっても、状況をご説明し、次の方向をお示しすることは充分に可能です。開院まで長い期間、大学病院や基幹病院に勤務していたため、病院との医療連携を密にできるようになりました。かかりつけ医とは、本来そういうものであると思っていますし、あなたの今後の人生をトータルで管理していける町のホームドクターでありたいと思っています。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

飛川 浩治 院長 MEMO

心臓血管外科専門医

  • 出身地:愛知県
  • 趣味・特技:コンピューター
  • 好きな映画:シン・ゴジラ
  • 好きな場所:自然が感じられるところ
  • 好きな音楽:オールジャンル

グラフで見る『飛川 浩治 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION